クラウドについて簡単に教えて下さい

Q: 最近「クラウド」という言葉をよく耳にするのですが、調べても良く判りません、出来るだけ簡単に教えて下さい。
A:
簡単に説明するのは難しいのですが・・・
一番身近にあるクラウドシステムは「ブログ」とか「Twitter(ツイッター)」ですね、パソコンや携帯から更新をしたり、他のブログを閲覧したり出来ますよね?
これらを利用するとき何か特別なプログラムをインストールする必用はありません。
パソコンの場合は、ブラウザ(IEやFirefoxなど)でインターネットを利用しますが、携帯電話の場合は予めその携帯電話専用のブラウザ機能として入っていますのでそれを利用する事によりこれらのサービスを利用できます。
下記にその特徴を記載しておきます
 
  • ブラウザ以外の専用ソフトが必用ない
  • プログラムはクライアント(利用してるパソコンや携帯電話)ではなくWEBサーバにある。
  • データはクライアント(利用してるパソコンや携帯電話)ではなくWEBサーバに蓄積される。
  • インターネットが利用出来る環境があれば何時でも、何処でも利用出来る
※実際にはこれ以外にiPhoneアプリ等がありますが、この内容を含めると複雑になりますので今回はこれを除外しております。
 

セキュリティが心配ですが・・・

Q: クラウドシステムの導入を検討しておりますが、やはりセキュリティー面が心配です。
A:
インターネット上で誰もがアクセス出来ると云うことは、現金の入った金庫を路上に置くようなイメージになりますので、確かにセキュリティ面は重要なテーマだと思います。
従来のオンプレミスとクラウドシステムを比較してクラウドシステムの方がセキュリティー面で劣るのは事実かと思います。
どうしてもインターネット上で誰でも利用出来ると云った利便性が高まると、逆にセキュリティーは低くなる傾向にあります。通信回線上からの傍受を防ぐ為にSSL(暗号化通信)等を適時行うのは当然ですが、これらはあくまでも通信上の対策でWEBサーバそのものが不正アクセスされれば意味がありません。
  当然WEBサーバ側でも不正アクセスを受けない対策はこうじておりますが、残念ながら絶対と云う事はありません。 又、オンプレミスも不正アクセスの被害に遭う可能性が無いとは言えません。
 
例えば、銀行内の金庫が「オンプレミス」だとすれば「クラウド」はATM内の金庫のようなイメージで捉えていただければ良いと思います。
 
もし、セキュリティーをより高めたいのであれば、プライベートクラウドVBN方式などもご検討下さい。
 
※VPN方式になるとクラウドではなくオンプレミスになりますので、携帯電話などからのアクセスの汎用性はなくなります。

御社の「FAオンプレミス+クラウド方式」の場合オンプレミスはどの程度の変更が必用ですか?

Q:
現在工場内でFA系のオンプレミスが稼働中です、このシステムに特定の内容(データ)をクラウド上で閲覧可能にしたいのですが(勿論、IDとPASSによるアクセス承認付きで)、このような場合既存のオンプレミス側は大きな変更(費用)が発生しますか?
出来るだけ、設備投資額を下げたいもので現在のシステムはそのまま使いたいのですが・・・
A:
 御社のオンプレミスシステムの内容(システム構成)がある程度詳しく判らないと、明確な回答は出来ませんが・・・
経験値でご回答差し上げます。
 
まず、現在の設備はそのままご利用可能かと思います。GMSのクラウドは基本的にアドオン方式ですので、既存の設備はそのままご利用可能です。
クラウド側のシステム構築費用は、仕様が程度決めませんと算出出来ません。
 
クラウドシステムの導入前に下記ののような内容を決定していただけますと助かります。
  • クラウド側でどのような作業を行うか
  • どのような方々が利用するのか(社員などの特定ユーザ、不特定多数のユーザ)
  • 様々なデータの中からクラウドで利用するデータの抽出を行う
  • どのような端末で利用するか(PC、携帯、スマートフォンなど)
  • クラウドデータ更新サイクルはどの程度か(一日一回 ~ 限りなくリアルタイム)
GMSに於けるクラウドは一種のプロキシ(キャッシュサーバ)のような役目を果たします。 また、これらの更新サイクルによりデータのトランスファー方式が変わります。
 

「FAオンプレミス+クラウド方式」はスタンドアローンで動作中のシステムでも可能ですか?

Q:
現在、各自動機や計測システムがスタンドアローンで稼働中です。
このような場合に、御社の「FAオンプレミス+クラウド方式」の導入は可能でしょうか?
A:
 工場関連ですと、スタンドアローンシステムが点在しますのでこのような内容も想定済みです。
確かに、GMSの「FAオンプレミス+クラウド方式」はクライアントサーバ型をメイン考えられたシステム構成ですので、理想としましてはクライアントサーバ型なのですが、スタンドアローンシステムでもシステム構成は可能です。
 
但し、一つだけ条件が御座います・・・
それは、そのシステムの制御用あるいは管理用としてパソコンを利用しているかと云う事です。 流石に、PLC(シーケンサ)やボードコンピュータのみにによる装置になりますと、装置側の変更が結構大きな改造となってしまいます。
勿論、技術的には可能ですが、そらならパソコン(工業用パソコン)を一台設置して、その制御系とリンクして頂いた方が、費用は抑えられます。
 
また、パソコンをお使いの場合でも、インターネットへの接続は必須となります。

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