ブラウザは制御系が苦手です
基本的にブラウザは閲覧が中心の仕様の為、I/Oボード、A/Dボード、モーションコントローラ等の制御は基本的に苦手です。
勿論、Ajax※1)・T-Kernel※2)などを利用してブラウザ経由で制御システムを構築する事は技術的には可能です。
しかしながら、こららの方法は組み込み型のボードコンピュータによる制御方式で、例えば「カーナビ」・「家電製品」・「計測器」などに組み込んで利用するファーム系としては最適です。
これらは、一般的なコンピュータを利用した計測・制御を総合的に行う汎用システムではなく、個々の装置に組み込んで(実装して)制御等を行う目的で使用されるものです。
コンピュータと云えどもパーソナルコンピュータ(パソコン)とこのような実装型のボードコンピュータは同じコンピュータでもかなり性質が異なります。 

※1 Asynchronous JavaScript + XML の略。
※2 T-Engine上で動作する標準リアルタイムOS。
計測システム

各計測拠点に於けるオンプレミスシステムから収集された計測データをクラウドシステムのWEBサーバにトランスファーし、そのクラウドシステムのデータをパソコン及び情報端末(携帯、スマートフォンなど)によって常時閲覧可能。
また、既存のオンプレミスシステムはそのままお使い頂きアドオン的な変更・追加で「クラウドシステム」とのシステム融合が可能です。
 
◇主な特徴
  • 既存のオンプレミスのシステムは大きな変更無しでそのままで利用可能です。
  • 各拠点の計測結果は、ほぼリアルタイムで閲覧(モニター)が可能です。
  • 各計測拠点は世界中何処にあってもデータ収集が可能です。(インターネットへの接続環境は必用)
  • クラウドシステムに蓄積されたデータは世界中どこからでもインターネットに接続する事により閲覧可能。
  • 時間と場所の概念が必用無くなります。
  • クラウドシステム側の構築法により、拠点別データや拠点にまたがった総合データの集計が可能となります。